2026年版・4-13

性状比較・数値順位の一問一答

危険物乙4「危険物の性質・火災予防・消火」から、性状比較・数値順位に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-13

ガソリン、灯油、軽油、重油のうち、引火点が最も低いものはどれか。

  • ガソリン
  • 灯油
  • 軽油
  • 重油
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正解 ガソリン
解説
4つの燃料の引火点はおよそ次のとおりです。ガソリン:-40℃以下、灯油:40℃以上、軽油:45℃以上、重油:60〜150℃程度(第3石油類の範囲内)。原油を蒸留すると沸点の低い順にガソリン→灯油→軽油→重油の順に得られ、これと連動して引火点も同じ順に高くなっていきます。

試験の罠
指定数量の大小と引火点の高低を混同しないよう注意してください。引火点が低い(危険性が高い)ものほど、指定数量は小さく設定される傾向があります。

他の選択肢が不適切な理由
灯油は引火点がおよそ40℃以上、軽油はおよそ45℃以上で、いずれも常温では引火しません。重油はさらに高く、第3石油類として70℃以上のものが該当します。原油を蒸留したときに得られる順序と引火点の高さはおおむね対応しており、この三つはいずれも常温を上回るため、常温よりはるかに低い値をもつものと比べれば最も低いものにはなりません。
問24-13

特殊引火物である二硫化炭素とジエチルエーテルのうち、発火点がより低いのはどちらか。

  • ジエチルエーテル(発火点 約160℃)
  • 二硫化炭素(発火点 約90℃)
  • 両者の発火点は全く同じ値である
  • どちらも発火点は300℃を超えている
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正解 二硫化炭素(発火点 約90℃)
解説
特殊引火物は「発火点100℃以下」または「引火点マイナス20℃以下かつ沸点40℃以下」のいずれかを満たす物質です。二硫化炭素は前者の基準(発火点90℃)に該当する代表例で、第4類全体の中でも最も発火点が低い物質の一つです。ジエチルエーテルは後者の基準(引火点マイナス45℃、沸点約35℃)に該当し、発火点自体は二硫化炭素より高めです。

試験の罠
特殊引火物という同じグループの中でも、どの基準で該当しているか(発火点か、引火点・沸点の組み合わせか)は物質ごとに異なります。まとめて「特殊引火物はすべて発火点が低い」と覚えると誤りのもとになります。

他の選択肢が不適切な理由
ジエチルエーテルの発火点は160℃前後で、100℃以下という要件には届きません。この物質が特殊引火物とされるのは、引火点がマイナス20℃以下で沸点が40℃以下というもう一方の要件によるものです。両者が同じ値とする記述や、どちらも300℃を超えるとする記述も、発火点90℃という極端に低い値をもつ物質が存在するという事実と合いません。
問34-13

第4類危険物の指定数量に関する次の物質のうち、指定数量が最も小さいものはどれか。

  • 第1石油類の非水溶性液体(ガソリンなど)
  • アルコール類
  • 特殊引火物(二硫化炭素など)
  • 動植物油類
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正解 特殊引火物(二硫化炭素など)
解説
第4類の指定数量は、危険性の高いもの(引火点が低いもの)ほど小さく設定されています。特殊引火物:50L、第1石油類(非水溶性):200L、アルコール類:400L、動植物油類:10,000Lという序列を押さえておけば、初見の組み合わせにも対応できます。

試験の罠
動植物油類は引火点が高く常温での引火危険が小さいため、第4類の中で最も指定数量が大きい点とセットで覚えておくと、正反対の性質を持つ両者を取り違えずに済みます。

他の選択肢が不適切な理由
第1石油類の非水溶性は200リットル、アルコール類は400リットルで、いずれも危険性がより高い区分の値である50リットルよりは大きく設定されています。動植物油類は10000リットルで第4類の中で最も大きく、引火点が高く常温での引火の危険が小さいことがその理由です。指定数量は引火点が低いものほど小さくなるという並びで整理できます。
問44-13

ガソリンの蒸気とジエチルエーテルの蒸気を比較した記述として、正しいものはどれか。

  • ガソリンは約0.5、ジエチルエーテルは約0.3で、共に空気より軽い
  • ガソリンの蒸気は空気より軽く、ジエチルエーテルの蒸気は空気より重い
  • どちらの蒸気比重も1に近い値であり、空気とほぼ同じ重さである
  • ガソリンは約3〜4、ジエチルエーテルは約2.6で、共に空気より重い
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正解 ガソリンは約3〜4、ジエチルエーテルは約2.6で、共に空気より重い
解説
第4類危険物の蒸気比重はすべて1より大きく、空気より重いという共通性質を持ちます。ガソリンは分子量の異なる炭化水素の混合物であるため蒸気比重は約3〜4とやや幅がありますが、いずれも床面や地下ピットなどの低所に滞留しやすい危険な性質を持ちます。

試験の罠
「特殊引火物は沸点が低くすぐ蒸発するから蒸気は軽い」と誤解しがちですが、蒸発のしやすさ(沸点の低さ)と蒸気の重さ(蒸気比重)は別の概念です。第4類の蒸気はすべて空気より重いという原則を崩さないでください。

他の選択肢が不適切な理由
どちらも1を下回るとする記述や、ガソリンだけが空気より軽いとする記述は、第4類の蒸気がすべて空気より重いという共通の性質と食い違います。どちらも1に近く空気とほぼ同じとする記述も、分子量から見ておよそ2.6から4という値になるため実際とかけ離れています。沸点が低く蒸発しやすいことと、蒸気そのものの重さは別の話です。
問54-13

アセトン(沸点約56℃)、ジエチルエーテル(沸点約35℃)、二硫化炭素(沸点約46℃)を沸点の低い順に並べたとき、正しいものはどれか。

  • ジエチルエーテル < 二硫化炭素 < アセトン
  • アセトン < 二硫化炭素 < ジエチルエーテル
  • 二硫化炭素 < ジエチルエーテル < アセトン
  • アセトン < ジエチルエーテル < 二硫化炭素
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正解 ジエチルエーテル < 二硫化炭素 < アセトン
解説
ジエチルエーテルは体温程度で沸騰するほど沸点が低く、特殊引火物の中でも際立って揮発しやすい物質です。二硫化炭素も46℃と低めですが、アセトン(第1石油類・水溶性、沸点約56℃)よりは低い値です。沸点の低さは、常温でどれだけ蒸気が発生しやすいかの目安になります。

試験の罠
沸点の順序と引火点の順序は必ずしも一致しません。数値を丸暗記するのではなく、個々の物質の沸点をセットで整理して覚えることが、この種の順位問題への対策になります。

他の選択肢が不適切な理由
アセトンを最も低いとする二つの並びは、およそ56℃という値が三つの中で最も高い点を取り違えています。二硫化炭素をジエチルエーテルより低いとする並びも、およそ46℃と35℃という数値の大小が逆になっています。体温程度で沸騰するほど沸点が低いものが先頭に来るという点を押さえれば、順序を取り違えずに済みます。
問64-13

第4類危険物のうち、液体の比重が1より大きく(水より重く)水に沈む物質の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  • ガソリン、灯油、軽油(非水溶性の代表例)
  • 二硫化炭素、クロロベンゼン、クレオソート油
  • メタノール、エタノール、アセトン(水溶性)
  • 重油、動植物油類、第4石油類(高引火点)
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正解 二硫化炭素、クロロベンゼン、クレオソート油
解説
第4類危険物の多くは比重が1より小さく水に浮きますが、二硫化炭素(特殊引火物)、クロロベンゼン(第2石油類)、クレオソート油やアニリン(第3石油類)は例外的に比重が1より大きく、水に沈みます。この性質の違いは消火方法(二硫化炭素の水張り貯蔵など)にも直結するため、頻出のポイントです。

試験の罠
「非水溶性=水に浮く」と短絡的に覚えると、これらの「水に沈む非水溶性物質」でひっかかります。水溶性かどうかと、比重が1より大きいか小さいかは、それぞれ独立した性質として覚える必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
ガソリン、灯油、軽油の組み合わせは比重がおよそ0.75から0.85で水に浮くため、沈むという条件を満たしません。メタノール、エタノール、アセトンの組み合わせは水とよく混ざる水溶性であり、水に溶けないという条件から外れます。重油や動植物油、第4石油類の組み合わせも、引火点は高いものの比重は1を下回るものが大半で、水に沈むわけではありません。
問74-13

特殊引火物、第1石油類(非水溶性)、第2石油類(非水溶性)、第3石油類(非水溶性)を、引火点の高い順に並べたとき、正しいものはどれか。

  • 特殊引火物 > 第1石油類 > 第2石油類 > 第3石油類
  • 第1石油類 > 特殊引火物 > 第3石油類 > 第2石油類
  • 第3石油類 > 第2石油類 > 第1石油類 > 特殊引火物
  • 第2石油類 > 第3石油類 > 特殊引火物 > 第1石油類
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正解 第3石油類 > 第2石油類 > 第1石油類 > 特殊引火物
解説
石油類の区分は、引火点70℃以上200℃未満(第3石油類)、21℃以上70℃未満(第2石油類)、21℃未満(第1石油類)という基準で分けられ、特殊引火物はさらにその下(発火点100℃以下、または引火点マイナス20℃以下かつ沸点40℃以下)に位置します。数字が大きい(=第◯石油類の◯が大きい)ほど引火点が高く、危険性は相対的に低くなります。

試験の罠
「第1石油類の1」を引火点の低さと直接結びつけて覚えると、特殊引火物がさらにその下にあることを見落としがちです。特殊引火物は分類上の数字を持たない、最も危険な別格のグループである点を忘れないでください。

他の選択肢が不適切な理由
特殊引火物を最も高い側に置く並びは、この区分が発火点100℃以下、または引火点マイナス20℃以下で沸点40℃以下という最も厳しい要件で定められている点と正反対です。第1石油類を先頭に置く並びも、21℃未満という値が第2石油類や第3石油類より低いことを見落としています。第2石油類を第3石油類より高いとする並びも、区分の境目である70℃という値と食い違います。
問84-13

アルコール類、動植物油類、特殊引火物、第4石油類を指定数量の小さい順に並べたとき、正しいものはどれか。

  • 動植物油類 < 第4石油類 < アルコール類 < 特殊引火物
  • アルコール類 < 特殊引火物 < 動植物油類 < 第4石油類
  • 第4石油類 < 動植物油類 < 特殊引火物 < アルコール類
  • 特殊引火物 < アルコール類 < 第4石油類 < 動植物油類
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正解 特殊引火物 < アルコール類 < 第4石油類 < 動植物油類
解説
指定数量は危険性が高い(引火点が低い)ものほど小さく設定されるという原則を思い出すと、覚えやすくなります。特殊引火物50L、第1石油類200/400L、アルコール類400L、第2石油類1,000/2,000L、第3石油類2,000/4,000L、第4石油類6,000L、動植物油類10,000Lという全体の並びを、危険性の高い順に一直線に並べて覚えるのが確実です。

試験の罠
アルコール類(400L)と第1石油類・水溶性(400L)は同じ数量ですが、品名としては別物です。数量だけでなく品名の対応も合わせて整理してください。

他の選択肢が不適切な理由
動植物油類や第4石油類を先頭に置く並びは、これらが10000リットルと6000リットルという最も大きい値をもつ点と正反対です。アルコール類を特殊引火物より小さいとする並びも、400リットルと50リットルという実際の値の大小が逆になっています。指定数量は引火点が低く危険性が高いものほど小さく定められるという原則で並べれば、順序を取り違えずに済みます。
問94-13

アセトン、ピリジン、アクリル酸、灯油のうち、水溶性の物質だけを正しく選んだ組み合わせはどれか。

  • アセトン、ピリジン、アクリル酸
  • アセトン、灯油
  • ピリジン、灯油
  • アクリル酸、灯油
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正解 アセトン、ピリジン、アクリル酸
解説
アセトン(第1石油類・水溶性)、ピリジン(第1石油類・水溶性)、アクリル酸(第2石油類・水溶性)はすべて水にどのような割合でも溶ける水溶性液体です。一方、灯油(第2石油類)は非水溶性であり、水にはほとんど溶けません。水溶性の物質の火災には耐アルコール泡消火剤が必要になります。

試験の罠
石油類の区分(第1石油類か第2石油類か)と、水溶性か非水溶性かは独立した2つの軸です。同じ第2石油類の中にも、灯油のような非水溶性とアクリル酸のような水溶性の両方が存在する点を混同しないでください。

他の選択肢が不適切な理由
いずれの組み合わせにも灯油が含まれていますが、灯油は炭化水素の混合物で水にはほとんど溶けない非水溶性です。水溶性かどうかは消火に使う泡の種類を左右する重要な性質であり、灯油の火災には通常の泡が有効です。また、これらの組み合わせは水溶性である残りの二つを取りこぼしている点でも、水に溶けるものだけを集めたものにはなりません。
問104-13

ある第4類危険物は「引火点が約11℃、水にどのような割合でも溶け、燃焼時の炎が淡い青色で見えにくい」という性質を持つ。この物質に該当するものはどれか。

  • ガソリン
  • メタノール
  • 重油
  • 二硫化炭素
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正解 メタノール
解説
メタノールはアルコール類に分類され、引火点は約11℃、水にどのような割合でも溶ける水溶性液体です。また分子内に酸素を含むため比較的完全燃焼しやすく、すすがほとんど発生しないため炎の色が淡い青色となり、明るい場所では見えにくいという特徴があります。

試験の罠
ガソリンは非水溶性で引火点はマイナス40℃以下、重油は非水溶性で引火点が高く、二硫化炭素は非水溶性で水に沈みます。複数の性質を組み合わせて特定させる問題では、1つの条件だけで即断せず、すべての条件を満たす物質かどうか最後まで確認してください。

他の選択肢が不適切な理由
ガソリンは水に溶けず、引火点もマイナス40℃以下と示された値からかけ離れています。重油は水に溶けないうえ引火点が70℃以上と高く、常温付近で引火するという条件に当てはまりません。二硫化炭素も水に溶けず、比重が1より大きく水に沈む物質であり、燃えたときには硫黄を含む刺激性のガスを出す点でも性質が異なります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。